免疫力 と 副交感神経
免疫力は副交感神経の支配下にあるとされています。
これは、緊張している状態や、ストレスを抱え込んでいる状態では 自分が持っている免疫力が充分に発揮されていない と言うことです。
笑うことが良い と言われるのも うなずける話なのです。笑うときは、体はリラックス状態で副交感神経が優位な状態です。
本来、昼間は交感神経が優位な状態が多く、夜は副交感神経が優位な状態が 自然です。
眠るときは、副交感神経が優位でないと眠れません。睡眠導入剤などを使うと 無理やり眠っている様になっているだけで、体は緊張状態に近づきます。
本来の副交感神経優位な眠りは、眠っているときも、脳内に充分な血流がありますが、薬を使って眠ると血流が減ります。
単純に考えて、血流が減ると、体の修復に必要な酸素、栄養素が減っている訳です。
このような眠りを長期間続けると、脳にダメージを与えると考えられるので、副交感神経優位な本来の眠りができるように工夫することが最も大切です。
これは脳だけではなく、交感神経が優位な状態では血管が収縮傾向になり血流が減ります。
緊張して体が冷えたり、震えたりするのも血流が原因と考えられます。
仕事をしているときは どうしてもストレスが与えられ、緊張状態になります。
これが悪いのではありません。
緊張状態とリラックス状態のバランスが大切なのです。
副交感神経を優位にする方法としは、お風呂に入ること、日向ぼっこすることなど、体を温めることが有効です。
体が温まると、血流が良くなり、副交感神経が優位な状態になります。